「何かデカいことをするんだ!」と実家を飛び出したものの、とくに何ができるわけでもない翔。結局、姫田峠のそば屋「二八」で配達のバイトをしながら、ボロアパートで生活する毎日――。彼女もいない翔は、青春からほど遠いと切実に思っていた。そんな翔に、大きな転機がやってきた。 いつものように愛車のカブでそばの配達をしていたところ、未知が運転するタクシーにはねられてしまった! それ以来、翔の周囲で不思議なことが起こりはじめる。記憶がなくなり、気がつけば未知の車の隣でナビをしている始末。未知の純粋な期待を裏切りたくなくて、天才ナビのふりをしてしまう翔であったが、翔の的確なアドバイスによって、未知は究極のドライビングテクニックを身につける。 やがてその噂が広まり、翔と未知の前にバトルの挑戦者が次々と現れるようになる。 翔と未知に、明日への道はあるのだろうか? そして翔の「未知なる力」とは――!?